エコプランニング(千葉県市川市)は、高性能浄水器、セシウム除去システム、太陽光発電、オール電化、エコキュート、IHクッキングヒーターで環境・健康に貢献いたします。


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浄水システム|開発の背景

開発の背景

 世界中の人々が最高水準の健康を維持できることを図る国連専門機関として 1948年に設立されたWHO【World Health Organization:世界保健機関】は、世界各地の長寿者が多いと言われる地域の住民の生活形態の調査研究から得られた結果を総括する形で、1955年に次の標語を発表しました。
Clean water means better health.【きれいな水はよりよい健康の源】
Clean は、『きれいな、汚れの無い』という意味です。この標語が出される背景となったのは、世界各地の長寿者が多いとされる地域の住民と先進諸国の大都市民の生活形態についての比較調査ですから、ここで言う『きれいな水』とは、世界各地の長寿者の多い地域の人々が日頃使っている水、即ち自然の水であろうと考えられます。
いろんな意味で『水』が注目されて既に数十年、今や市場には多種多様な『水』や浄水器が氾濫し、一体どれがどうなのか、よほど専門的な知識が無い限り、一般の消費者は戸惑うばかりです。極端に『純度』を強調したタイプ、電気を使って水を人為的に極端な強アルカリ性に傾けるタイプ、あるいは水の酸化還元電位を極端に低めるタイプ・・・。 しかし、WHOが提唱した表現を見ると、
Pure water『純水』でも、Alkaline water『アルカリ水』でもなく、Clean water
『きれいな水』となっています。
 そこで私たちは、本当にあるべき水の拠り所を、地球の大自然の実績に求めました。15万年前と言われる人類発祥の太古から、その生命を育み健康を支えてきたのは、母なる大地が与え続けてきた自然の水に他なりません。その大自然の水は、pH、電位、純度・・・どの科学的指標をとってみても極端に偏ることのない、まさに『中庸の水』です。私たちは迷うことなく、この『中庸の水』を製品開発において目指すべき目標としました。
どのように自然の『中庸の水』が育まれるのか、大自然からその概略を学んでみましょう(図1参照)。雲は海面や地表から水が蒸発して作られますが、太陽の光を浴びて蒸発していく際に紫外線や上空の電磁気の作用によって水分子の会合『クラスター』状態が解離され、それまでの磁気記憶が一旦クリアされます。その水が雲から水滴となって地上に降る際には、空気中の酸素や炭酸ガスが適度に溶け込み、そのため僅かに酸性(pH6付近)となっています。雨や雪となって野山に降った水は、まず樹木や下草、土壌に接触し、健全な植物と土壌から生命の息吹を受け取ります。樹木の根元のフカフカの土壌には菌糸が張り巡らせており、その濾過機能によって必要以上の土壌成分やミネラルの流出を防いでくれます。さらに地下に染み込んでいった水は、何層にも重なった砂礫や岩石の層を透過していくうちに、適度にミネラル分を与えられ、ほぼ中性となります。ミネラル分を得た地下水は、微弱な磁気や遠赤効果をもつ岩石と10年以上と言われる長い時間をかけてじっくり接触することにより磁気活性を帯びるようになります。こうして地下水が泉から地表に湧き出す頃には、その土地特有の絶妙な組成のミネラル分を適度に含み、生命波動と磁気活性を帯びた『活きた水』となって、その恩恵に預かる人間を始めとする生物の生命と健康を支えてくれるわけです。
ところが今、環境破壊が進んだ結果、酸性雨や酸性雪によって樹木や土壌が衰退・死滅していくと、水をきれいにする力が失われ、せっかく大地から得たミネラル分や磁気活性が、水が下流に向かって流れれば流れるほど益々重なっていく汚れの中に覆い隠された状態になっています。汚れは農業廃水や工場廃水、とりわけ生活廃水から入り込みますが、その中には、例えば合成洗剤に使用されているABS等、自然界では分解しにくい石油化学系の合成物質も多種多様に含まれています。こうして水は益々腐敗傾向が強くなり、浄水場で処理されて水道水として使われる現場に送られる際には、大量の塩素系殺菌剤を投入して腐敗を防がなければならない現状になっています。
現在の日本国内では、こうして汚れきった河川の水を主に水道水の原料として使用せざるをえない現状にあります。汚れには、具体的に物質的成分として示せる汚れの面と、磁気活性が覆い隠されて腐敗傾向になっているという『穢れ=気枯れ』の面があり、この両面をきちんと処理しなければ、真のClean water『きれいな水』にはなりえないのではないかと私たちは理解しました。
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基本構想

 蛇口から出る水道水から不安・不快要因を解消するのみならず、さらに踏み込んで健康と美容の土台造りを手助けするような水にグレードアップできる製品造りを目指しました。 ここで現実に水道水が抱える不安・不快要因を整理してみると、次のようになります。

水道水が抱える不安・不快要因

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製品はこれらの諸点を十分に改善する処理能力を持ちながら、なおかつ使う人が使いやすいものでなければなりません。そこで考えなければならないのは、 左述の水道水の不安・不快要因の一つに、塩素が食材中のビタミンや酵素を破壊しかねない問題です。あまつさえ食品や大気中から様々な健康阻害要因が進入する可能性の高い今日、食材から摂取するビタミンや酵素は非常に貴重であり、これが調理中に減少するような事態は極力避けなければなりません。  さらには、残留塩素が有機物と反応して有機塩素化合物を生じ発癌性や変異原性を高める危険性も否定できません。水道水に元々含まれている有機塩素化合物(トリハロメタン等)は水道当局により許容基準以下に厳重に管理されていますが、蛇口から出して使う時点で(例えば加熱等により)大幅に増加して基準値を上回るような可能性もありうることが指摘されています。  だとすれば『きれいな水』は、単に直接飲む分だけではなく、調理に使う分も、できれば身体に接するあらゆる場面に使うようにしたいものです。そう考えると、使う立場から次の使い勝手上の条件が要求されます。

使い勝手上の要求事項

1 吐水量の確保:
単に直接飲むだけでなく、調理その他あらゆる水を使う場面で使う必要性に対応して、不便さを感じさせない、一定レベル以上の吐水量(水の出)が保たれなければなりません。

2 通湯が可能なこと:
最近では蛇口の多くが水と湯の両方が出せる混合水栓になっています。寒い時期に例えば洗い物をする際に通湯できないのは非常に不便です。

3 大容量であること:
飲み水から調理用その他あらゆる場面で使用するとなるとある程度処理容量が大きくなければなりません。頻繁な濾過材の交換は使い勝手を損なう大きな要因の一つです。

今後の趨勢を考慮すると、次の面も求められます。

1 徹底した安全指向:
毎日直接私たちの口に入り肌に接する水ですから、徹底した安全性が求められます。したがって、例えば雑菌汚染対策として安易に抗菌剤(例えば重金属系等)が使用される風潮がありますが、この傾向は極力慎重でなければなりません。

2 環境への配慮:
今後益々本格的な対応を迫られる地球環境問題に対し極力負担を軽減する配慮がなさなければなりません。例えば、廃棄処理の困難なゴミを頻繁あるいは大量に排出したり、余計な電力や動力を消耗するようなものであってはなりません。

以上の諸点に鑑み、製品を総合的に評価する指標として独自の4点評価法を考案しました(右図)。 この4点においてバラン良く高い評価を得られ るものこそ、『良いものを永く使いたい』と願うユ ―ザーに真に末永く愛される優秀な製品であるはずです。その実現を目指 して開発された磁活水生水器は、これからの『快適水生活』に必須の逸品
であると、私たちは確信しております。

磁活水生成器の特徴

処理プロセス概要

磁活水生成器の処理方法についての基本的な発想は次のように図式化されます。

1 3段切替コック
(フローチェンジャー)
切替レバーを回すだけで、活水、原水、逆洗(逆流洗浄)と、用途に応じてワンタッチで水流が切り替えられます。また、内部に安全弁が組み込まれており、過剰な原水圧がかかると圧力逃し口から水が噴射して過剰な水圧による破損等の事故から保護します。
2

アクアセンサー
L・SL

(=本体外前処理部)

白いパイプ状の多孔質樹脂フィルターが本体の手前に設置されており、この段階で大きさ5~20ミクロン以上のもっとも粗めの浮遊物(多くが赤サビやゴミ)を濾過除去します。原水が赤サビ等によって汚れているほどアクアセンサーL・SLが早く変色(白色-褐色)し、原水の汚れ具合を知らせてくれるため、アクアセンサーと命名しました。ここで粗めの浮遊物を除去することにより、本体濾過槽の負担を軽減し、その寿命を大きく伸ばします。
3

ベルイータ

セラボール

繊維状活性炭

(=本体内・前処理部)

アクアセンサーL・SLを通過した比較的小さ目の浮遊物の一部が、まずベルイータ(多孔質樹脂フィルター)で濾過除去、次にセラボールに吸着され、さらに繊維状活性炭成形体のネットワークで濾過除去されます。これにより、下の活性炭層の処理能力が一層バックアップされます。また、繊維状活性炭は、フェルト状の活性炭繊維を圧縮成形したもので、比表面積が非常に大きく、残留塩素の還元処理や有機物の吸着の能力も豊かです。
4

繊維状活性炭

粒状活性炭

繊維状活性炭

残留塩素の還元処理や異臭原因物質や有機塩素化合物等の有機物あるいは微細な浮遊物の吸着除去を行います。粒状活性炭は量的に豊富に使用しているうえに、アクアセンサーL・SLを始めとする前処理部によって大幅に負担が軽減されているために、高い処理能力が長く持続します。使用している粒状活性炭には、粒状では最も細かいグレードのものを豊富に使用しているため、吸着力を発揮する有効な表面積を総合計すると100万㎡以上に及びます。また、非銀添の天然ヤシ殻・硬質粒状炭なので、通湯も可能です。
5 マグナサークル 強力フェライト磁石24個をストーンサークル状に並べ、その隙間に800~1200ガウス(=地磁気の1600~2400倍)の強磁場空間を実現しています。その隙間にはセラミックや粒状活性炭等が充填されているため、水は全てが洩れなく整流されながら、じっくりと強磁場空間を通過することになります。これにより水分子の会合状態を解体・改編し、水の『気枯れ』状態を消去し、本来の磁気活性を回復させます。
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角仙焼成ボール

六角仙石


麦飯石

十分に浄化した水を、マグナサークルが形成する強磁場によって磁気活性化処理する場合、その処理条件(水の流れの状態や速度その他)が非常に重要になってきます。ただ、やみくもに磁石の近くを通すだけでは十分な効果が得られません。これらのセラミックや天然石はいずれも遠赤効果を持つ等、長年にわたり水を改質する効果の大きなものばかりが厳選されていますが、これらの存在によって磁気活性化処理のための最適な条件が本体に整えられています。
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ベイルータ
逆流洗浄の際に原水中の粗めの浮遊物(赤サビやゴミ等)が本体に進入するのを防ぎます。逆洗時にここで濾過除去された浮遊物は、次の活水の流し始めに洗い流されます。
8
マグナクリップ
地上最強のネオジム磁石を8個収納したマグナクリップをホースの外側から装着することによって、ホース内部に極めて密な磁束を実現しています。流水が大きな速度でここを通過する事によって、スケール防止効果や静菌効果、あるいは吸着剤の吸着容量増幅効果が期待出来ます。材質的に水に弱いネオジム磁石ですが、マグマクリップでは磁石がホースの外側におかれて直接流水に接触しない構造なので安心です。
以上に紹介された処理プロセスを通過して得られる磁活水は、不安・不快要因が除去あるいは十分に軽減されているのみならず、水本来の磁気活性が回復され、水そのものが『活々傾向』になっているため、生体ととても相性の良い『中庸の水』に生まれ変わっています。ですから、飲用、調理用はもとより、浴用や洗い物等、生活のあらゆる場面で安心してご利用いただけます。

磁活水理論概要 水は何故『磁活水』に生まれ変わるのか?

 水が磁気によって微妙な影響を受ける事は古来より知られ、13世紀のスイスの科学者が残した文献に記述されています。水と磁気の関わりに関する研究は20世紀に入って西欧に始まり、その理論研究と応用技術の開発は米国や旧ソ連を始め世界中で進められてきました。とりわけ旧ソ連には、基礎的な理論研究はもとより、応用面でも、水力発電から建設、鉱業、農業、畜産、医療等、様々な分野における数多くの実践例が蓄積されています。  水が磁気によって受けた影響が比較的長い時間持続するという不可思議な現象は、旧ソ連(ロシアやウクライナ等)の科学者たち(B.G.イエムツ、Y.F.キセリョフ、L.P.セミヒナ、他)によって発見・報告されました。科学者たちはこの現象を『構造記憶』(即ち複数の水分子が会合して形成する構造に変化が生ずることによる記憶の残留)と呼んで様々な研究を進めてきました。まだ未解明の部分も残されていますが、概ね次のように理解できます。重要なヒントとなるのは、この現象が純粋な水ではほとんど起こらず、(一般に数十種類以上と言われる)多種多様なミネラル分が含まれている自然水で観察されることです。  液体の水の状態において水の分子は1個1個がバラバラに存在しているのではなくて、複数の分子が水素結合と呼ばれる比較的弱い静電気的な結合(電気のプラスとマイナスが引き合う力)によって会合し、いわゆる『クラスター(Cluster)』を形成しています。(下図参考)水が他の液体には見られない特異な性質(氷が水に浮く=液体より固体の状態の方が軽い;4℃付近で比重が最大になる;融点・沸点が他の同属元素水素化合物からの予想値に比べ異常に高い等)を示すのは、この水素結合によるものと考えられています。この水素結合による弱い結合は、実は、およそ1兆分の1秒というサイクルで絶えず変化しているのですが、ところが、細かく変化しながらも、水そのものの状態によって総体的な結合の仕方に一定の傾向の差が生じてきます。また逆に、同じ水でも、総体的に、あるいは傾向として、このクラスターの形成の仕方(構造)が違うと、性質が微妙に違ってくることは容易に想像出来ます。これが、これまで一般に『クラスターの××××な水ほど良い水』といった諸説が飛び交っている所以なのです。


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